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PCに保存された動画をiPhone/iPadでどこでも視聴できるアプリ『Air Video』

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『Air Video』を使えば、PC(Windows/Mac)に保存された様々なフォーマットの動画を、Wi-Fiや3G回線を利用してiPhone/iPadでどこでも視聴する事ができます。

まず、Air Videoを使うにはPCにサーバーソフトAir Video Server(無料)をインストールする必要があり、こちらからダウンロードします。Windows版はXP, VISTA, 7対応、Mac OS X版は10.5.6以上に対応。複数のPCをサーバーにする事もできます。

サーバーを起動させたら、Shared FoldersタブにてAdd Disk Folderをクリックして動画を置いてあるフォルダを指定します。複数のフォルダ指定やiTunesのプレイリストを指定したり、PCにマウントしたNASのフォルダを指定することが可能です。また、指定したフォルダの下に子フォルダがあってもOKです。

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Air Videoアプリを立ち上げると空のServers画面が表示されるので、+ボタンをタップしサーバーを追加します。

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Computers on Local Networkの欄にAir Video Serverを起動しているPCが表示されるので選択(この例ではmbp)。

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これでServers画面にサーバーが追加されます。これで、iPhone/iPod touch/iPadが、PCのあるローカルネットワークにWi-Fi接続している場合、PCの動画が視聴可能になります。(3G回線や公衆無線LANなどインターネット経由での視聴は後ほど説明)

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Servers画面からサーバーを選択すると設定したフォルダ内を閲覧できます。

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動画のあるフォルダを開くと動画がサムネイル付きで表示、再生したい動画を選択します。

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Air Videoがスゴイのは、iPhoneで再生できない形式の動画でもサーバー側でiPhoneで再生可能な形式(H.264/AAC)にリアルタイムで変換しながらiPhoneで見れてしまうところ。Play with Live Conversionボタンをタップすれば、サーバー側で動画変換しつつ、iPhoneですぐに再生が始まります。iPhoneで直接再生可能なH.264/AACの動画なら変換しなくても緑色の再生ボタンで直接再生が可能です。ただし、プロファイル等の制約により変換しないと再生できない場合があります(3GS以降ならほとんど制約はありません)

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Live Conversionは、リアルタイムエンコード(トランスコード)している訳ですから、PCへの負荷は高く、処理能力の低いマシンでは実行できない場合があります。とはいえ、私のところではCore 2 Duo 2.2Ghzのマシンで使えているので、それほどのスペックは要求されないと思います。

動画を再生しているところ。再生はとてもスムーズで、画質も綺麗です。

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Convertボタンをタップすれば、サーバー側で動画を変換・保存してくれます。よく見る動画は変換しておくとよいでしょう。変換された動画は変換元の動画と同じフォルダに保存され、緑色の再生ボタンで直接再生が可能になります。PCの処理能力が低くLive Conversion出来ない場合でもConvertしておけば見ることができます。

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Air Videoが対応している動画フォーマットは多く、普通に出回っている動画ならほとんど再生できます。GOM PLAYERのサンプル動画でテストしたところ、.ogm以外は再生可能でした。
※対応しているフォーマットでもDRM(著作権保護)のかかった動画は再生できません。

Conversion Settingsで、画質やオーディオトラックの設定などが出来ますが、とりあえずデフォルトでも問題はないと思います。

Air Videoは、iPadにもいち早く対応。iPadの大きな画面で動画が見れるのは楽しく、私もiPad買ってからAir Videoの利用頻度が増えました。iPadではAir Videoを外部モニターに映すことが可能です。

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Air Videoには、ダイナミックDNSのような仕組みが用意されているためグローバルIPが動的な割り当ての場合でも、3G回線や公衆無線LANなどインターネット経由で自宅のPCの動画をAir Videoで視聴可能です。(ただし、一部のCATVインターネットなどグローバルIPが割り振られない場合は不可)

まずは、サーバーソフトのProperties画面のRemoteを開き、Enable Access from Internetにチェックを入れます。

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Automaticaly Map Port…にチェックが入っていなければチェックを入れ、StatusがOKと表示されるのを確認します。もし、エラーメッセージが表示された場合は、ルーターがUPnPまたはNAT-PMPによる自動ポートマッピングに対応していないので、手動でポートマッピングを行う必要があります(後述)。

(ポートマッピングとは、グローバルアドレスの特定のポートへの接続を、特定のプライベートアドレスの特定のポートへリダイレクトすること。インターネットからプライベートネットワークのホストへアクセスするために必要)

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Test Connectionをクリックし、次のダイアログが出ればサーバーの準備は完了。
(Air Videoサーバーへの接続がファイアーウォールによって遮断される場合もあります。その場合、Air Videoへの接続を許可するよう設定します。←以外と盲点なので注意)

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iPhoneのAir Videoの+ボタンをタップし、Select Server画面を開き、Enter Server PINをタップ。

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Air Video ServerのRemoteタブに表示されているPINを入力しSaveボタンをタップします。

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これでサーバーリストに、新しい項目が加わり、3G回線や公衆無線LANなどインターネット経由でのAir Video視聴が可能になります。

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インターネット経由でAir Videoを見る場合、回線速度に応じて画質が自動調整され、途切れも目立たず比較的スムーズに見ることができます。もちろん、回線状況によって左右されますが。


手動でポートマッピング(ポート開放)の設定を行う方法。

1. Air Video ServerをインストールしたPCのプライベートアドレスを固定割り当てする。
2. ルーターの設定で、パブリックTCPポート45631をPCのプライベートアドレスのTCPポート45631へマッピング。実際の設定方法は、ルーター毎に変わってきます。

これでAutomaticaly Map Port…のチェックを外し、Test ConnectionでConnection Test PassdになればOK。iPhoneにPINの設定をします。


無料版のAir Video Freeiconもあり、こちらはフォルダ毎に3ファイルまでしかリストされないという制限がありますが、興味のある人はまずはこちらで使い勝手や機能のチェックするといいと思います。

Air Videoicon – App Store

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