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iOS 4マルチタスクまとめ

iOS 4へのアップデートで様々な新機能が追加されましたが、その中でも最も注目が高いマルチタスクで何が出来るのか、どう使うのかをまとめてみました。

1. iOS 4のマルチタスクについて

マルチタスクといえば一般的に複数のタスクを平行して実行することを指すのですが、iOS 4のマルチタスクでは、バックグラウンドタスクはメモリ内に保持はされますが、休止、つまり実行していない状態にあります。iOS 4では、タスク切り替時に前回中断した状態で素早く立ち上げたり、特定の機能のみ(例えば、音楽再生やナビゲーションなど)をバックグラウンドで実行することでマルチタスクを実現しています。なぜ、このような仕様になったかといえば、バッテリやCPUリソースの消費を抑えることが理由に挙げられます。

2. iOS 4のマルチタスク機能

iOS 4では、以下のマルチタスク機能が実装されています。

  • Fast App Switching
  • Background Audio
  • Background Navigation
  • Background Location
  • Background VoIP
  • Task Compression
  • Push Notification
  • Local Notification

Fast App Switchingは、例えばアプリAからアプリBに切り替えた際に、Aを休止状態にしてBを休止状態から再開するという動作を高速に行います。前回中断した状態からすぐに再開することができます。

Background AudioBackground NavigationBackground LocationBackground VoIPは、バックグラウンドで、音楽の再生/録音、ナビゲーション、位置情報の活用、スカイプなどVoIP着信/通話を行うための機能。

Task Compressionは、アプリが何か作業をしている途中、例えばデータの送受信中などにタスク切り替えを行った際、その作業が終了するまでバックグラウンドで継続させる機能。

Push Notificationは、サーバーからの通知をバックグラウンドで受け取る機能。すでにお馴染みの機能です。

Local Notificationは、ローカルアプリからの通知を受け取る機能。アプリ間連携を可能にします。

アプリはこれらの機能を利用してiOS 4マルチタスクに対応する必要があります(従来のアプリではマルチタスク非対応)。また、iOS 4マルチタスクの制限として上記以外のアプリ独自の機能をバックグラウンドで実行するが出来ない点が挙げられます。

3. タスク切り替え

アプリを終了させるとバックグラウンドタスクとなり、タスクバーに登録されます。ホームボタンをダブルクリックすることでタスクバーを表示し、タスクの切り替えが出来ます。例えば、Fast App Switchingに対応したEvernoteに切り替えれば前回の状態で再開でき、Background Audioに対応したInternet Radio Boxはバックグラウンドで再生を続けます。なお、iOS 4マルチタスク非対応アプリもタスクバーに表示されますが、切り替えても通常通り起動するだけです。

IMG_0001.PNG

タスクバーのアプリアイコンを長タップすれば、キルモードとなりバックグラウンドタスクを終了させることが出来ます。

IMG_0002.PNG

4. iOS 4マルチタスクに対応したアプリ

先ほども書いたように、iOS 4のマルチタスクを利用するにはアプリが対応している必要があります。とりあえず確認したところでは、Internet Radio Box、Drop Box、Evernoteなど。他にもあると思いますが、多くのアプリはこれから対応になると思います。Fast App Switchingにのみ対応するアプリが多そうですが、前回中断していた状態からすぐに再開できるだけでも使い勝手は大きく向上すると思います。

5. 対応デバイス

iOS 4マルチタスクに対応するデバイスは今のところ、iPhone 4/iPhone 3GS/第3世代iPod touchです。

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